合格体験記

伯耆学園 合格体験記
大阪星光学院高校・岡山白陵高校 合格

中学部

Kさん(男性)

  県外受験を意識し始めたのは、中2のとき駿台を初めて受けたときからでした。初めての駿台の偏差値は最低でした。理由は簡単で、普通の模試よりレベルが高いし、受験生の母集団が灘・開成・ラ・サールなどを狙っている人で占められているからです。自分の応用力がそのときはまだ無かったことも原因です。
 でも中3の最後のほうは初めて受けたときより偏差値がおよそ13もupしました。そこでどのようにして偏差値をあげたのかまたその勉強方法を紹介します。
 まず国語。論説文以外(小説や古文など)はすごく苦手だったし嫌いだったので伯耆の先生方に任せました。
 次に数学。「高校への数学」を解きまくりました。月刊誌は毎月解いて実力をつけ増刊号も何冊か解いて幾何や代数の力をつけました。でも定理だけの暗記はダメです。なぜそうなるのか証明できるかまで考えて覚えないと脳に定着しません。
 英語の場合、受ける高校にもよります。僕の場合、中2の終わりには中3の内容を終わらせ中3の1年間は高校の英語全てに目を通して基本から標準までは解けるようにしました。その方が無難です。
 あと気をつけてほしいのは英単語だけを覚えるのではなく文の中また文章の中でどのように使われているのかを意識することです。その単語を使った熟語も覚えたほうがよいと思います。高校に入って英語を勉強しているとよくわかるのですが高校入試までの英語なら覚えなければならない単語も熟語もそれほど多くありません。面倒くさいと思うかもしれませんが単語だけでなく文や文章を覚えたほうが良いと思います。
 理科は問題集を解きまくり理解できなかった問題は先生に自分なりに納得のいくまで聞きました。なぜかというと分からないところをひきずると永遠にわからなくなるからです。
 夏の終わりまでに志望校の過去問をひととおりやったほうが絶対にいいです。よく受験生は冬ごろに解きまくりますがこれだと対策を立てて2ヵ月ほどしかないので時間が足りません。苦手科目は2ヵ月以上必要です。これは絶対実践してください。
 以上が僕の勉強方法です。参考にしてください。

 僕の通っている岡山白陵高校について紹介したいと思います。通称「オカハク」は周りが山に囲まれていてとてものどかな場所に立地しています。僕は寮生ですがとても充実した生活を送っています。毎日3時間の勉強時間が組み込まれていますが。案外苦ではありません。慣れると楽です。逆にこれは寮生の特権だと思います。通学生は片道1時間から2時間かけて通学します。でも僕らは片道5分です。部活も楽しめるし勉強に時間を注げます。何より寮生活は楽しいことのほうが苦しいことよりも何倍もあります。友達がいて勉強の教えあいができるし休日はサッカーや野球でみんなと遊べます。毎日が修学旅行です。

 最後になりましたが岡山白陵をはじめ難関高校を受ける人に言いたいことがあります。
「今日出来ることは次の日にしないこと。」です。絶対に今日やると誓って机に向かってください。
 高校によってはたとえどんなにすごく努力しても落ちることがありえます。でも、落ちても自分が努力をしていたのなら悔いは残らないはずです。それは努力したことが気持ち良く感じられるからです。そのぐらい努力してください。

先生からのコメント

2年生までに中学3年分の学習内容を塾で終えていたので、余裕をもって受験してもらうことができました。
英語は単語だけではなく英文または教科書1ページ分の文章で暗記してもらいました。
数学は「高校への数学」の課題をよく消化されたと思います。
国語は高校レベルの古典文法を早い時期から理解してもらいました。
論説文は本文を正確に読み取ることができるようになりました。
理科・社会は塾の宿題をきちんとこなしていました。授業も真剣に参加して意欲的に学習していました。
高い目標をもつことで日々をどう過ごすかをきちんと理解されていたようです。これが勝因であると考えます。

一覧はこちら

合格体験記

↑ページ上部へ