合格体験記

伯耆駿英予備校 合格体験記

2022年度 Tさん(米子東)
神戸大学・工学部・電気電子工学科 合格

1.駿英予備校に通って良かった点

 数学に関して、高一の初めは通常コースに通っていたが、11月の模試で高得点が取れたため先生に勧められた一番上のコースで授業を受けることにした。このコースは、高二の終わりまでに全範囲を学習するので高三は問題演習に多く時間を割けた。高三の後期には二週間に一回のペースで志望校の過去問を解き、先生に添削してもらうのを繰り返した。これらのことは自分の数字力を大きく向上させたと思う。

 英語に関して、初めは独学でなんとかしようと考えていたが、思うように成績が伸びず、高二の夏休みに一番上のコースに入ることに決めた。今考えると、この決断のおかげで合格できたと思う。自分の勉強法は根本的に間違っていると気づくことができた。塾の課題であるVintageや、解体英熟語、速読英単語をやっていくえうで実力がついていくのを実感できた。またこの中でも最も重要だと感じたのは速読英単語である。単語を隅々まで覚え、文章の全訳をし、音読やシャドーイングをすると飛躍的に英語が読めるようになるだろう。また英語は他の科目より比較的点数が安定しやすいので、高一、高二のうちに最もやっておくべき科目であると思う。

 

2. 高校3年間を振り返って

 高一のころは勉強時間の七割ほどを数学に割いていたが、どの科目も満遍なく(特に二次試験で使う科目を)勉強するべきだったと思う。また成績が伸びた一つの大きな要因は定期テストや模試で友人と点数を競うことだと考える。成績に一喜一憂するのは一般に良くないとされているが、自分は友人の点数に負けた悔しさ、勝った嬉しさを原動力に勉強することができた。互いに刺激しあって勉強のモチベーションを保つことはとても大切だと感じた。高二の終わり頃からは自習室で勉強する時間を増やした。特に入試直前期は一日六時間程度は自習室で勉強するようにした。これが合格の最大の要因だったと思う。

 

3. 後輩たちへ伝えたいこと

 特に理系科目に関してだが、単元ごとにその本質を理解することが最も大切であると言い切れる。この問題にはこれを使うと上手くいく。というのを覚えるのも大事だが本質を理解していないと必ずどこかで成績が頭打ちになってしまうだろう。また本質を理解していれば、なぜこうすると上手くいくか、ということも分かってきて原理と結びつけで覚えることができ、知識が揺るぎない強固なものになる。だから、公式の導出等の最も基本的なことを疎かにして、公式を暗記して使うだけの勉強をするようなことはしないでほしい。

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