合格体験記

伯耆駿英予備校 合格体験記

2025年度 Tさん(米子東)
岡山大学・理学部・数学科 合格

Q1 駿英予備校に通って良かった点

駿英予備校の授業はとにかく問題演習が多く、それを先生方が丁寧に解説をすることで学びを深めることができる。実際、授業外でこなすことの難しい量の問題も週1、2回の授業を受け続けることで年単位でかなりの演習量となり、それが自分の能力として昇華されるのを実感することができた。共テ後の短い期間ではあるが、二次対策演習に参加することもかなり有効な手段である。自分は理科が苦手であり二次試験直前まで授業を受けていたが、1カ月間、ひたすらに問題を解き続けて弱点を浮き彫りにして、解説を受けることで何が足りないのかを分析できることが大きな強みである。また、困ったら先生方に相談してみるのも良いことである。先生方は生徒を見ているため何が必要かを助言して下さり、我々が苦手を克服することを助けてくださる。苦手を完全に消すことはできなくても、先生方は最善手を出す方々なので是非。

 

Q2高校3年間を振り返って

私は3年間部活をやり抜き、そこから受験勉強を本格的に始めた。1,2年の頃からコツコツと勉強をしていたことである程度の点数を出せるようになった。しかし、すぐに点が伸びるといったこともなく、勉強を続けていても点が変わらなかったり、下がったりすることもあった。そこで、一度志望校のことを忘れ、飽きたり疲れたりしても、今の自分に足りないものをひたすらに補う勉強に切り替えた。問題に詰まったらすぐに例題や教科書を見直して苦手を一つでも減らすようにした。結局、最終的な志望校は共テ後に決めたが、苦手をある程度抑えた状態だったために、過去問や応用問題にもある程度太刀打ちできるようになった。自分が何とか受けることができたのは3年間通して毎日机に向かうことを続けたことも大きいと考える。何か一つは必ず問題に取り組むことも「勉強をする自分」を腐らせずにやり切る小さなヒントになれたのだろう。

 

Q3後輩たちへ伝えたいこと

1年生に伝えたいことは第一に学校の授業の予習、復習が大事であるということだ。いたって普通のことのように聞こえるが、これこそが圧倒的に受験への第一歩である。高校の勉強習慣の確立と同時に、定期テストに落ち着いて取り組める点においても良い事であるため、一石三鳥である。とはいっても、まずは高校生活をエンジョイして自分なりの生活スタイルを身につけるのが何より最優先である。心から高校生活を楽しんでほしい。高校生活にも慣れて文理選択も確定して、本格的な勉強を始めているであろう2年生に向けて伝えるべきことは毎日確実に勉強に集中する時間を設けることだ。一筋縄ではうまくいかない科目もある。その科目を疎かにすると、定期テストや模試への影響は大きい。部活動でなかなか時間をとるのが難しいときもある。しかし、そういった時であっても1秒でも長く集中して勉強することで目標の志望校が見えてくるはずだ。入試まで1年を切った3年生に伝えるべきこと、それは、最も蔑ろにしてはならないのは基礎であることだ。焦ってありとあらゆる問題や赤本に手を出してしまうと、かえって混乱を招く。そういったときこそ、一度深呼吸をして教科書や使い慣れた参考書を開いてみてはどうだろう。基礎を徹底的に叩き込むことで、案外、難しそうな問題も解けてしまう。基礎こそ入試の核と言っても良いだろう。最後に、学年問わず伝えるべきことは、健康と気力だ。入試のハードスケジュールに耐えうる体と絶対に受かるという気持ちを勝ち取る君たちは受験生として強くなるだろう。

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