1.駿英予備校に通って良かった点
私は3年間数学の授業を取っていました。学校では数学の授業の進度が速く、先生が合わなかったりしたこともあり、まず理解することに必死でした。ですが、駿英の授業ではポイントを押さえて本当に分かりやすく説明や解説をしてくださったので、自分の中での理解度が高まる⇒理解できると問題を解くことが楽しくなる⇒もっと問題を解く、というサイクルを作ることができました。 授業の中で、マーク模試の問題を解きまくり、冬にかけては本番と同じ時間を計って問題を解き、実践経験を積むことができました。
二次試験前は、駿英で英語の講習を取っていました。大学の過去問を何年分か解いていき、先生の添削を受けて、似た問題を繰り返すという形式で進めていましたが、自分の取れる点数が正確に分からなかったので不安ではありましたが、先生が最後まで力づけてくれたので、やる気も出て、本番も自信を持って試験に臨むことができました。
また、私は家だと集中できないタイプなので、駿英の自習室の存在はとても大きいものでした。 私は3年生になってから、自習室を多く利用し始めました。友人が近くで勉強している環境が自分も頑張ろうと奮い立たせてくれました。また、周りの人が気にならないように仕切りがあって集中できる環境も十分に整っているので、自然と勉強する習慣が身に付くと思います。私が1、2年生の頃は、定期考査前にたまに行く程度だったので、今となってはもっと自習室に行って集中して勉強すればよかったと後悔しています。
2.高校3年間を振り返って
振り返ってみると1年生の頃は定期考査の勉強をして満足し、それ以外はほぼ勉強していませんでした。2年生になってから部長を務めていたこともあり、忙しかったのでほぼ部活優先で勉強時間がゼロの日も少なくなかったと思います。授業の予習復習や模試の復習も十分に出来ていたと言えないほどでした。
2年になって模試で志望校の判定が出るようになって、勉強への意識が少し上がり、机に向かうようになりました。それでも今になって考えてみると「勉強時間」というものに囚われて、勉強した内容は頭から抜けていっていたので、勉強の質は良くなかったと思います。
私は3年生になって部活を引退した9月頃から本格的に受験勉強を始めました。11月頃まで模試の結果があまり良くなく、手応えを感じずにいましたが、人によって伸びる時期が違う、きっとパック模試あたりで伸びると信じて、共通テスト前はずっと自習室に籠もっていました。その結果、パック模試で段々と点数が伸びて自信に繋がり、共通テスト本番では過去最高点を出すことができました。第一志望の大学は諦めることになりましたが、すぐに気持ちを切り替えて二次試験の対策に取り組めたことが大きかったかなと思います。二次試験対策では、学校や塾の先生に添削をしてもらい、自分の苦手な部分を克服できるようにその分野の問題を解く、ということを繰り返しました。過去問から問題の傾向を掴み、とにかく多くの量の問題を解こうと意識しました。 数をこなしていたので、本番も落ち着いて臨むことができました。
3.後蜚たちへ伝えたいこと
ぜひ皆さんには、「時間」にこだわりすぎずに自分に合った方法で勉強してほしいと思います。私は他の受験生に比べたら勉強時間は少し短かったのではないかと思いますが、その分勉強する時の集中力は高かったと思います。
また、1、2年次に学習する内容をどれだけきちんと身につけたかが共通テストの勉強に響いてきます。3年生になってからの時間は本当に一瞬です。初めのうちからビジョンを持って計画的に勉強することをおすすめします。