合格体験記

伯耆駿英予備校 合格体験記

2022年度 Yさん(米子東)
東京大学・理科Ⅱ類 合格

1.駿英予備校に通って良かった点

 自分は数学のスーパークラス(以下SS)を受講していましたが、そこで1, 2年生のうちに数Ⅲまで一通り青チャートの例題を扱うことができたのは非常に大きかったです。難関大学を受験する場合、学校の授業が全て終わった後に問題演習を始めようとすると、十分な演習量を確保することが難しくなります。SSでは青チャートを終わらせた後「やさしい理系数学」を一周することで、過去問演習に入るまでに一通りの解法パターンをマスターすることができました。また、SSの難関大コースで扱う問題は一見しただけでは解き方が分からず、手の動かない問題が多かったですが、そこからどうやって自分の知っている解法まで持っていくか、という練習を積むことができ、本番で見たことないような問題が出てもうろたえず対処できるようになりました。難関大コースでは過去問の添削も受けていました。数学は自己採点することが難しく、自分の解答が十分なのか分からないことが多い上、答えを見ただけではなかなか解けるようにはならないので、この添削指導は有難かったです。数学以外では30時間合宿の国語、直前集中ゼミの理科を受講しました。国語は10時間集中して問題に取り組んだことで古文・漢文の苦手意識を払拭できました。化学は独学ではあやふやだった部分をあぶり出すことができ、直前期の詰めにとても役立ちました。

 

2.高校3年間を振り返って

 自分が志望校を決定したのは3年生の6月頃と比較的遅い時期でした。それ以前は基本的に学校の定期テストや駿英の授業に合わせて勉強していました。今思えば、ここで各単元をその都度問題が解けるレベルまで仕上げていたからこそ、志望校変更にも対応できたのだと思います。また、時間が足りなくなりがちである理科は、3年生に入る前から入試演習をするなどして、余裕を持った学習を心掛けていました。

 基礎事項の確認が終わった後は、配点が高く、かつ対策に時間のかかる2次試験の勉強をぎりぎりまで(12月中頃まで)行っていました。共通テスト直前期にはSSのプリントを見直すなどしておくことで2次試験の感覚を忘れないよう心掛けました。

 

3.後輩たちへ伝えたいこと

 自分は無事東京大学に合格できましたが、自分の勉強は完璧だったとは思いません。実際、過去、復習をサボったせいで初めに立てた勉強計画のいくつかは達成できませんでした。受験勉強では、すべてが自分の計画通りにいくことはまれです。なので多少遅れても問題のないように、多少の余裕を持った計画を立てることが大切だと思います。また、受験において重要なのはやることの取捨選択だと思います。

 早いうち(3年生の秋頃まで)にある程度の戦略を立て、重点的に対策する単元を決めておくことをおすすめします。自分の場合、理科と数学に焦点を当て、共通テスト対策は学校に頼るなどと決めていたため、直前になっても焦ることなく学習を進められました。

地道に勉強を積んでいれば最後まで実力は伸びるので、諦めずがんばって下さい。

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