合格体験記

伯耆駿英予備校 合格体験記

2022年度 Nさん(米子西)
広島大学・教育学部・言語文化教育系日本語教育系コース 合格

 

1.1、2年次の過ごし方、勉強の仕方

 私が高校1、2年生の時は、部活動をしていたこともあり、定期テスト前以外に家庭学習をするという習慣はあまり身に付いていませんでした。平日の勉強は週2回の駿英の授業とその課題をする程度で、理想的な学習習慣ではありませんでした。高校1、2年生の時の私は1年次には「2年生になったらちゃんとしよう」、2年次には「そのうちちゃんとしよう」という、大学受験に対してどこか楽観的な態度で生活していたのではないかという気もします。ただ、そんな中で定期テストへはしっかり取り組み、目標とする平均評定は維持してきました。また、英検の取得に向けた学習には1、2年生の頃からある程度取り組むことができていたと思っています。英検2級の取得は私が受験した総合選抜型入試でも役に立ちました。志望校を決定したのは1年次の冬に決定しました。特徴的なのは一般入試での志望校を島根大学教育学部、総合選抜型での志望校を広島大学教育学部と決めたことです。

 

2. 3年次の過ごし方、勉強の仕方

 高校3年になって、部活を引退してからは仲の良かった友人たちと駿英の自習室に通うことが多くなりました。それまで勉強をする習慣が身に付いていなかった私にとっては静かな雰囲気の中で勉強することが最初の頃は慣れないものでしたが、慣れてくると非常に集中できる環境だと感じました。勉強の内容については、私は得意科目と苦手科目の出来が極端に差があったので、苦手科目の理科や数学を重点的に勉強しました。その一方で、総合選抜型に向けた勉強や準備にも力を入れていました。総合選抜型では英語と国語の小論文があったので、それに向けた準備と面接やプレゼンテーションの対策も行う必要があり、大学入学共通テストのための学習と両立させるには結構強い意思が必要でした。

 

 

3.駿英予備校をどのように利用していたか

 私が駿英予備校に通わせてもらって良かったと思う点は主に3つあります。

まず、1つ目は、しっかりと学習のペースを作ることができたと思っています。部活動の肉体疲労のため、1、2年生の頃はなかなか机に向かうことができませんでしたが、学校の課題や駿英での週1回の授業と課題があることで、徐々に学習習慣を身に付けることができたと思います。私は中学校の頃から数学が苦手で、苦手科目克服のために数学を受講していましたが、結果として総合選抜型入試で評価の対象となる、バランスの良い平均評定をとることができました。

2つ目は、自習室の活用です。自習室を利用し始めた頃は、なんとなく独特な雰囲気があるような気がしていましたが、慣れてくると、とても集中のできる場だということが分かり、週4、5日は活用していました。

3つ目は、意識の高い友人たちと一緒に学習ができる環境にあると思います。自習室に誘ってくれたのも友人でした。授業や自習室で学校の違う周りの人が頑張っている様子はとてもいい刺激になりました。また、定期考査や模試の結果について話したり、お互いの志望校の情報を交換したりすることで、それぞれの学習意欲を高めることができたと思っています。

 

4.高校3年間を振り返って

高校3年間を振り返ると、僕たちの高校生活はコロナ、コロナの3年間だったように思います。1年生の冬に全国一斉の臨時休校があり、2年生の鳥取県高校総体は中止になりました。多くの行事や大会が縮小されたり、中止になったりしましたが、勉強や部活動など、学校や駿英の先生方、家族や多くの友人に支えられて過ごすことができたと思っています。本当にありがとうございました。

 

5.後輩たちへ伝えたいこと

今年度の大学入学共通テストは、数学の問題が難しく、周囲の友人でも「数学でコケた。」と言って、志望校のランクを落とす人も少なくありませんでした。一方で国公立大学の多くが後期試験の募集をやめて、総合選抜型入試等の定員を増やしているような状況もあります。進路志望を考える際には、是非、一般入試だけでなく複数の入試形式での検討をしてみてください。そして、そういった入試に対応できるように、平均評定や語学検定等の取得、部活動などアピールできる材料をしっかり作っておくことが必要だと思います。

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